2017年10月9日
紅葉シーズンの谷川岳は大変の混雑になります。
そのため、ベースプラザの駐車場は通常は23時間で入りできますが、この特定時期は開くのが6時。
それ以前に早出をする場合は、手前の無料開放駐車場に停めることになります。(トイレはあります)
谷川岳の破線ルートである中芝新道は、西黒尾根登山口から7㎞先(一の倉沢から更に1時間弱)に登山口があります。
登山口までは緩やかな坂道が続きます。
登山口となる芝倉沢出合いは沢がとても綺麗で、朝日を反射してキラキラしています。
ここ道?と思うようなところが多いですが、ペンキマークはあるので、見落とさないように進みます。
マップにも載ってる崩落地は蟻地獄のように急でズルズル滑るザレ地なので、5分で通過できるような距離ですが30分ぐらいかかっちゃいます。なので、高巻きして草地を通る方が無難です。
沢沿いなので、渡渉点もありますが、渡れないような渡渉ではありません。
沢を渡ったり岩を登っていきますが、午前中は岩が湿っていることが多く、滑りやすいので細心の注意を払いながら登っていきます。
しばらくは、ちょっと難しい感じの岩登りが続きます。
高度を上げていくと、だんだん紅葉の綺麗な景色に代わっていきます。
息を呑むような美しさの紅葉。
この景色は一生忘れられません。
高度を上げてくると、傾斜がきつくなって辛くなってきますが、振り返ると絶景。
この絶景に励まされ、頑張れちゃいます。
破線ルートのため、登山者が少なく、絶景独り占めです。
美しい紅葉の地帯を抜けると、一ノ倉岳までのラストスパートは熊笹の藪漕ぎ(かなり急坂)です。
急ぎ足で30分ぐらい続きます。
一ノ倉岳まで出ると、そのあとはまた絶景が待っています。
この日は少しガスが出ていましたが、それでも景色は良かったです。
一ノ倉岳から谷川岳に向かうと、だんだん登山者が増えてきます。
谷川岳山頂は賑やかです。
写真を撮るのも順番待ちです。
この日は肩の小屋でおでんを頂きました。
下山は西黒尾根を下ります。(初心者は下りでの利用は不向きです)
天神尾根は大渋滞で、ロープウェイに乗るのにも2時間待ちになるようです。(ロープウェイからの紅葉も美しいです)
西黒尾根での紅葉も素晴らしいです。
中芝新道は現在は草の刈り払いなどの管理をしていないので、今までに一度も歩いたことのない方は、道を知っている方と入山されてください。(とても道迷いが多く発生しています)
コメント