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源次郎尾根から剱岳 黒部ダムから入山し、真砂沢ロッジでテント2泊

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登山
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2023年8月25日〜27日

源次郎尾根は30mの懸垂下降が必須のため、ロープ持参。(25mのところで一旦着地出来るので、ロープは50mあれば大丈夫です。それでぴったり。)そのため、テント装備に加えロープやハーネスを持ってきたので、ザックの重さは18kg越え💦重装備でのハシゴ谷乗越のルートはキツかった。室堂までアルペンルート乗ると高いし混むし、剣沢キャンプ場も混むのでこのルート&真砂沢ロッジを選びました。

源次郎尾根はバリエーションとしては初級で、懸垂下降技術必須のルートですが、ガイド同行でなければ「懸垂下降が出来る」というだけでは歩けません。
テープやペンキマークは一切無く、スリングをかけたり、登攀能力がなければ登れない箇所も出てきます(身長があればそんなに苦労しないかもだけど、私は手が届かずに苦労しました。)

初日、朝の黒部川

飲み放題(笑)
ハシゴ谷乗越のハシゴ
三の沢の所の橋は真砂沢ロッジの方がかけて下さっています。しっかりしています
真砂沢ロッジ
テントのフライシート、大きなタイプを持ってきました。
250g重くなるけど快適です。

ここから2日目。
今年は雪が少ない上、雪解けが早く剣沢雪渓は大部分がもう歩けません。

クラック多くて崩落気味
危険で歩けませんが、真砂沢ロッジの方が夏道を安全に歩けるように整備してくれています。
夏道も水が通っていたところが乾いています。

源次郎尾根

源次郎尾根の取付き点
序盤は木登りが結構多め。
この他、ハング気味で手がかりの乏しい岩場が2箇所出てきます。
ハーケンがあるのでスリングを掛けてよじ登りました。(チビなので、そのハーケンまで手を届かせるのが大変でした)
視界が開けたところで振り返って。
剱御前方面。写真では分かりにくいけど、剱御前小屋と剣沢小屋、剣沢キャンプ場が見えています。
剱岳本峰
八ツ峰
二峰の懸垂下降支点。
しっかりとした鎖がかかっていて、それを支点に出来るため、ロープを残置する必要がないです。
こんな感じ
支点から降り口までが狭いので、システム構築がちょっとやりづらい。
懸垂下降で降りた二峰をバックに
二峰
山頂から振り返ったら、二峰に後続のパーティが。
真砂沢ロッジ〜山頂までで6時間でした。
山頂に着いたらガスった(笑)その後またすぐ晴れた。
初めてカニのヨコバイを通った時はちょっと怖いと思ったけど、今は全く思わなかった(笑)
別山尾根の途中で超近い距離に雷鳥さん。
面白いケルン
よく保ってるなぁ👀
大きなクラック
吸い込まれそうなスノーブリッジ
剣沢雪渓の夏道
すごく整備されてる
夏道の途中に、雪崩が土砂崩れで破壊されたハシゴの残骸
雪渓の崩壊が進んでます
下の方まで来ると、飲み放題(笑)

2日目は夜に雷雨がありました。

真砂沢ロッジの方が、安全に歩けるようにとしっかり整備をしてくれています。
登山道整備の協力金をと思い気持ち程度ですがお渡ししてきました。

ここから3日目。

小屋に近いところは歩きやすい階段が。
昨夜の雷雨のあとで、少し増水していたけど橋は無事です。
重装備には歩きにくい道なのだ

丹沢や奥多摩だったら「崩落のため通行止め」になるレベルのガレ場ザレ場が結構多い(笑)
良く言えばガレ場、悪く言えば崩落(笑)

飲み放題(笑)
内蔵助谷出合の所の下ノ廊下入口。
まだ整備中です。
黒部川
ダムから水しぶきが
以前に小屋泊装備で通った時は何とも思わなかったのに、テント泊の重装備ではキツかった💦

別山尾根は早朝(深夜)から登るのが流行っているので、昼頃の時間は空いてます。(去年の北方稜線のあとに通ったときも昼頃で空いてた)

源次郎尾根で登頂後は別山尾根で。

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