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11月下旬 積雪期に入った立山

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登山
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例年、11月中旬過ぎると、立山は積雪があります。
今年は11月21日 土曜日に雷鳥荘泊にて、立山に行ってきました。

今年の立山は、コロナの影響で、9月上旬頃までは激しい混雑もありませんでしたが、9月のシルバーウィークでは、予約制でなかった雷鳥沢キャンプ場が大変なことになってましたね。
そして、毎年GWに次いで立山がシーズン中でかなり混み合うのが、シーズン最終週(宿泊が最終になる週の土日)。

朝の扇沢駅は早朝から駐車場はかなりいっぱいで、切符売り場は大混雑・長蛇の列で、電気バス・ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスの全てが混み混みでした。
普段は車通勤で混雑に慣れていない私は、その人混みだけで疲れ果ててしまいました。

いつもなら、長い乗り物に乗っている間に入山前の腹ごしらえをするのですが、感染防止のため、今回は無し。
室堂へ到着してから、ゼリードリンクと高カロリーの月餅を食べました。

室堂では、11月に周辺の遊歩道から出る場合(登山や山スキーなど)は、入山届が義務になっています。
必ず室堂で提出しなければなりません。
コンパスなどウェブでの提出でも、室堂で係の人にチェックを受けます。
アバランチビーコンの携帯も必須となっています。

天気予報は雪~晴、風はかなり強め。
室堂へ着いた頃は雪もやみ、まだ曇っていましたが、歩き始めて15分ほどで晴はじめ、あっという間に快晴に。

しかし、風は予報通りかなりの爆風。
雄山の山頂目前にして、這っていても吹き飛ばされそうな風に負け、撤退しました。
装備は万全で、アイゼン・ピッケルはもちろん装着で、ゴーグル、バラグラバ、ゴアテックスのウエアを着ていたので、寒さは感じなかったものの、とにかく歩けない。。。

風は強い物の、空は美しく、遠くまで見渡せる絶景

遠くには雲海も。

宿泊は雷鳥荘。
こちらも、8月に来た時とは比べ物にならないぐらいに混んでいました。
今年はシーズン一番の混み具合だったのではないでしょうか。

夕飯はメインがカレー。
前回の時の鍋の材料(帆立・海老・つくねなど)が今回は天ぷらで出されました。
宿泊者の人数が多すぎて、鍋の数が足りなかったのかも(笑)
写真右上のものは、かじきかなぁ?昆布締めのお刺身で、とても美味しかった。

朝食も、山荘とは思えないほどのボリューム満点な内容で、おなかいっぱいになります。

翌日(22日)も強風で快晴。

雷鳥荘から室堂までの道は遊歩道ですが、雪は凍結していて、アイゼンは必須です。

剱岳がとてもかっこよかった。

みくりが池も凍結しています。

今回の立山の、登山以上に楽しみにしていたのが、白い雷鳥さんに逢えるかも!!という期待。
みくりが池温泉の脇で逢えました。

オス一羽でしたが、真っ白でこちらを見ていてかわいい。

帰りの黒部湖は、観光放水も終わっており、晴れていても、ダム放水側には陽が当たらず、暗く寂しい感じでした。

扇沢へ着くと・・・。
駐車場は満車寸前ぐらいに車がいっぱい。
私が停めた無料駐車場は、私は夜のうちに停めたので、そのときは数台でしたが、戻ったら満車で、あり得ない場所にまで停めてしまっている車も。。。(非常識な停め方の車も多かったです)
上の有料駐車場もあと少しで満車?ってぐらにに多かったです。

この時期の立山、特に土日は、宿泊施設は、かなり早い時期に予約が埋まってしまいます。
早めの予約でないと、日帰りになっちゃいます。

この時期は、登山者よりも、スキー&スノボの人達が圧倒的に多い立山。
たぶん8割ぐらいはスキー&スノボ。
登山者よりも圧倒的に事故が多い。
私が帰る時も、雷鳥荘とみくりが池の間の辺りで怪我人が出ていたようで、救助隊が向かっており、「怪我人ですか~」と叫んでいました。
あんなに岩が露出した雪面では、スキー場よりも怪我率が高いでしょう。
数年前の11月には、真砂岳辺りでスキー客が雪崩に巻き込まれる死亡事故も発生しています。

「みんなが行くから」「初すべりが出来るから」など安易な考えでの入山は危険です。
雪山経験の浅い方やバックカントリー経験の浅い方がは、いきなり立山は危険だと思います。

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