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上高地〜天狗沢・ジャンダルムを経て北穂高小屋まで1日で歩きました。

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登山
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沢渡から5時始発のバスに乗り、5時35分頃に上高地バスターミナルを出発。(平日は6時が始発となるので、ロングルートをやる人は時間に注意です。)

朝、上高地に到着後はバスターミナルが混み合うので、トイレは沢渡で行っておき、次のトイレは岳沢小屋で寄るのがベスト。(特に男子トイレは並んでます)

朝の上高地・梓川

岳沢小屋までは急ぎ足で。
途中で猿に会う事もありますが、上高地の猿は刺激しなければ問題ありません。

ここでトイレ休憩
トリカブト
天狗沢取り付き。
朝はガスってて、雨がパラパラしてたけど、だんだん晴れてきました。
青空がとてもきれい。
天狗沢上部はかなりガレていて、殆どが浮石。

天狗沢の上部ガレ場は2年前の地震以来崩落気味で、特に天狗のコル付近はズルズルなので注意が必要です。

天狗のコルを少し過ぎた辺りから
もうすぐジャンダルム
ジャンダルムではガスが出て来て展望無しでした。
晴れていると奥穂高岳がよく見えます。
3回目のジャンダルム登頂です。
ジャンダルムのちょっと先のここを下降するのが少し難しいです。
ルートファインディングが求められます。
ここも下降が難しい。
登る方が簡単な場所。
馬の背の手前からのジャンダルム

2年前のにジャンダルムへ来た時、翌日にジャンダルムからの転落事故がありましたが、その事故は謎で、ルートではない飛騨側に転落しています。
通常のジャンダルム登頂へのルートは長野側で、滑落はそんなにしにくい場所だと思います。

馬の背。危険と言われたりしていますが、足場・つかむところがしっかりしていて、途中で写真を撮る余裕もあります。
馬の背の途中
馬の背
馬の背からの景色
奥穂高岳
穂高岳山荘。
外壁が塗り直されていて綺麗になっていました。
涸沢岳
涸沢岳〜北穂高小屋までの間は、中々の難所です。
杭に足をかけながら這うように移動する場所も出てきます。
北穂高岳に到着後、雨がパラパラと。

途中で雨がパラ付いていたのと、冷たい西風が吹いていたので、低体温症予防のため、早めに雨具を着用しました。
小屋到着までは降られませんでしたが、このような「どこでも雨具を着脱出来るわけではないルート」では、早めの雨具着用が大切です。
強風の吹き付ける岩場では、どこでも休憩出来るわけでは無いですから。

パラ付いていた雨は一旦止みましたが、絶景のはずのテラスは何も見えず(笑)
お客さんも少なくて貸し切りでした。
充電は良心的で無料。
代わりに登山整備募金に500円✕2枚入れてきました(笑)
北穂高小屋の食堂はストーブで温かい。

このルートは、集中力を要する険しい岩場が長いため、ロングルートが歩けるだけでなく、集中力が継続可能かどうかも必要になって来ます。

岳沢小屋まで1時間45分でした。そこから天狗沢に入り、暫くは草原の登り、途中から浮石だらけのガレ場登りになり、北穂高小屋までずっと岩場が続く事になります。
つまり、7時間以上はずっと集中力を切らせてはいけない状況です。

北穂高小屋の夕飯は、豚ロースの生姜焼き(2枚)、小アジ入りのマリネ、サラダ、味噌汁、お漬け物です。陶器の食器で出て来て、とても美味しかった。

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