沢渡から5時始発のバスに乗り、5時35分頃に上高地バスターミナルを出発。(平日は6時が始発となるので、ロングルートをやる人は時間に注意です。)
朝、上高地に到着後はバスターミナルが混み合うので、トイレは沢渡で行っておき、次のトイレは岳沢小屋で寄るのがベスト。(特に男子トイレは並んでます)
岳沢小屋までは急ぎ足で。
途中で猿に会う事もありますが、上高地の猿は刺激しなければ問題ありません。
天狗沢の上部ガレ場は2年前の地震以来崩落気味で、特に天狗のコル付近はズルズルなので注意が必要です。
2年前のにジャンダルムへ来た時、翌日にジャンダルムからの転落事故がありましたが、その事故は謎で、ルートではない飛騨側に転落しています。
通常のジャンダルム登頂へのルートは長野側で、滑落はそんなにしにくい場所だと思います。
途中で雨がパラ付いていたのと、冷たい西風が吹いていたので、低体温症予防のため、早めに雨具を着用しました。
小屋到着までは降られませんでしたが、このような「どこでも雨具を着脱出来るわけではないルート」では、早めの雨具着用が大切です。
強風の吹き付ける岩場では、どこでも休憩出来るわけでは無いですから。
このルートは、集中力を要する険しい岩場が長いため、ロングルートが歩けるだけでなく、集中力が継続可能かどうかも必要になって来ます。
岳沢小屋まで1時間45分でした。そこから天狗沢に入り、暫くは草原の登り、途中から浮石だらけのガレ場登りになり、北穂高小屋までずっと岩場が続く事になります。
つまり、7時間以上はずっと集中力を切らせてはいけない状況です。
北穂高小屋の夕飯は、豚ロースの生姜焼き(2枚)、小アジ入りのマリネ、サラダ、味噌汁、お漬け物です。陶器の食器で出て来て、とても美味しかった。
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