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積雪期の唐松岳(悪天候のため途中撤退)マイカーにて。八方池山荘宿泊

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登山
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元旦の早朝、マイカーにて八方尾根スキー場駐車場へ。
元旦や土日祝日は大変混雑し、近くの駐車場はすぐに満車になります。
そのため早朝6時頃、ゴンドラリフト「アダム」の乗り場の付近へ。
一番近い有料駐車場に停められました。
1日600円、山荘泊のため翌日まで停めることを伝え、2日分1200円を支払いました。
場所によっては1日1000円のところもありましたが、それ以外の駐車場は無料です。

唐松岳への登山口までは、ゴンドラリフト「アダム」・アルペンクワッドリフト・グラードクワッドリフトの3つを乗り継ぐ「アルペンライン」に乗って一番上の八方池山荘のあるところまで行きます。
アルペンライン往復大人:2980円です

3つのリフトを乗り継ぐ「アルペンライン」のチケットの購入には「登山届の提出」が必要です。
見せるだけではなく、警察へ提出するとの事で回収されます。
なので、自分でも控えを持ち歩く場合は2通用意する方が良いと思います。

強風でゴンドラやリフトが運休になる事が多く、上までの通しのチケットが販売されない事もあります。
この日は強風のためアルペンリフトが運休の可能性がある事と、グラードクワッドリフトがすでに運休しているとの事で、通しのチケットが販売されず、ゴンドラ「アダム」の往復分しか買う事が出来ませんでした。

天気予報は晴れのち雪、風速23mの強風。
予報通り、朝は美しく晴れ渡っていました。

ゴンドラリフト「アダム」を降りると、そこはすでに風が強くなっています。
晴れていても、山の上の方からは強い風で雪が舞い上がっているのが見えます。
次に乗り継ぐアルペンクワッドは動いていましたが、ここでの運休の可能性があるとの事で、往復チケットは売ってもらえず、片道分(320円)を購入して乗りました。

アルペンクワッドリフトを降りるとかなりの強風で、最後のグラードクワッドリフトは運休。
山岳警察の方が待機していて、登山者にアドバイスをしてくれています。
私にも声をかけてくださいました。
おそらく、装備などが心配な方には留まってもらう事もあるでしょう。

グラードクワッドリフトが運休のため、その柱の下を登っていきます。
ここは普段は人が通らない場所なので、歩く場所も硬くなっておらず雪が深くなっています。
先行者が居ましたが、爆風でトレースはすぐに消えてしまいます。
そのため、ひざ下ぐらいのラッセルとなりました。

八方池山荘前の登山道入り口です。
爆風で気温も-7℃~-10℃ほどなので、肌を出さないようにしっかりと防備します。
ここから唐松岳を目指しますが、今回は天候が悪い事と、山荘泊の予約をしているので、下山時刻に慌てることはないので(日帰りの場合はリフトの最終は3時です)無理をしない範囲で行かれるところまで登ってみようと入山しました。

余談ですが、今回試して良かった寒さ対策。
手首が意外と冷えるので、手首用のサポーター(ドラッグストアに売ってるやつ)に貼るタイプのミニサイズカイロを貼って装着。
とても暖かかったです。

最初から吹雪で時々ホワイトアウトしますが、爆風のため、ずっと続く訳ではなく、少しすると視界が戻ります。
様子を見ながら少しずつ進みます。

朝よりは多少は風は落ち着いた感じではあったけど、強風で視界が悪い事には変わりなく、ラッセルが続けば登頂は不可能なので、吹雪も酷かったので今回は安全優先で3つ目の八方ケルンのところまでとしました。
他の登山者ももう少し手前で撤退していました。
登る時はラッセルで時間が掛かりましたが、下山はあっという間です。

八方池山荘に入り、時間が早かったのでお昼ご飯を頂きました。
カレーうどん850円
おでん750円 
うどんがモチモチでとても美味しかった。

白馬村村営八方池山荘の利用
予約は直接電話のみになっています。
0261-72-2855

山小屋は天候不良や体調不良で無理して登るわけにはいかない為に、キャンセル料がかからないので、もしもキャンセルをする時は必ず、必ず連絡を。
連絡が無いと、小屋では「遭難の可能性」を疑い、最悪警察へ通報という事もあり、大事になる可能性もあります。

利用について

2食付きで1泊10800円(モンベルカードを持っていると500円引き)
夕飯18時、朝食6時または7時(選べます)
お風呂の利用は16時~20時です。
洗い場は3か所。ボディーソープだけ置いてあります。(石鹸シャンプー類使って大丈夫です)
洗面台は水のみ(お湯は出ない)ですが、ハンドソープが置いてあり、やはり石鹸類の使用が可能です。
Wi-Fiあります。

ここの山荘は、消灯後も電源が落ちることはなく(自家発電ではないようなので)一晩中暖房ガンガンです。(乾燥しますが暖かいです)

今回は1月1日の宿泊でしたが、悪天候のため宿泊者が少な目で、4人部屋に2人と広々快適で、お風呂も一人でのんびり入る事が出来ました。
他の方たちも、一部屋に2人から3人ほどの割り振りだったようです。

夕食はバイキングで、
山菜、里芋そぼろ煮、赤魚の西京焼き、豚トロ、チキンカツ、イカゲソ揚げ、野沢菜、根菜サラダ、漬物、レタスとキャベツのサラダ、みそ汁、ご飯です。
人気で品切れになると、追加で出してくれます。
とても美味しかったです。

お湯は無料でもらえます。

朝食はおせちが出ました。
生卵もあって、たまごかけご飯にして頂きました。

翌日の予報はあまり変わらずですが、日中は曇り予報。
一晩中吹雪だったようで、雪がどっさり増えてる。

遠くの方に青空が少し見えていたので、軽く期待をして登ってみようと思い、再び登山届を出し直して入山してみました。

早朝からの先行者は無く、初めから完全にトレースの無い腿までのラッセルです。
深いので、少し進むのにすごく時間が掛かります。

前日よりは多少は風は弱いものの、強風で吹雪であることには変わりなく、この日も早めの撤退で諦めました。

強風のおかげで、美しいシュカブラを見ることが出来ました。

下山後、麓でも雪が積もったようで、車に積もっていました

ビーコン、アイゼン、ピッケル必携です。
ピッケルは必ずしも必要ではないけど、必携です。
ビーコンは持参していない人が多いようですが、雪山に入る時には必ず持つべきだと思います。

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