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登山でやりやすい道間違えと道迷いの要因~どんな時にミスしやすいか

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道迷いしやすい要因

①下山時、道がジグザグになっているところを下る時、雨水による浸食が道に見えてしまい、そこへ迷い込んでしまう。
道は左右に曲がって続いているが、雨水による浸食は、道の延長にまっすぐに伸びているので、道と見間違えやすい。
樹林帯などで、周りの景色が似たような感じだと、特にやりやすい。
おそらく道迷いの一番多い要因はこれではないでしょうか。

下の写真は浸食されて道のようになったところ(道ではない)

下の写真は元々は道ですが、やはり浸食は起きています。

この道迷いの対処法は、経験により、道を見極める目を培うしかないのですが、慌てず、急がずに、落ち着いて下ればある程度防げます。

②下山予定より遅くなり、暗くなってしまい、道が分かりにくくなる。
ライトを持っていても、道は分かりにくくなります。
慣れている道で、初めから暗い道を歩く予定であれば、迷う事も少ないですが、慣れてない方が下山遅れで暗くなってしまうと行動不能になってしまう事も。

この道迷いの対処法は、時間に余裕を持った計画を立て、下山遅れにならない。
特に日の短い時期は気を付ける。

③岩場を下る時、ペンキマークを見つけられずに道をそれてしまう。
岩場では、動けなくなってしまう事も少なくありません。

対処法は、ペンキマークを見つけられない時は、少しずつ確認しながら進むしかありません。
あとは道を熟知していることが必要。

道間違えの要因

①慣れていても多いのが、雨などでフードを被っていた時に、分岐の標識を見落として通り過ぎてしまう。
ペースの早い人だと、あっという間に何キロも離れてしまう事も。
特に足元を見ていることの多い下りで間違えやすい。

対処法は、事前に地図をしっかりと頭に入れ、分岐を意識する。

②山頂を離れる時、ガスが濃い時に方向が分からなくなる。

これは山頂に上がった時に位置をしっかりと確認しておく事が大切。
ガスは、数分であっという間に何も見えなくなる時もあるので、「今は晴れているから大丈夫」という油断は禁物です。

道迷いの対処法

・「これはおかしい」と気が付いたら、すぐに引き返す。
・引き返しても道が分からなくなってしまった時は、とにかく上に登る
 山は上に行くにつれて狭くなっているので、道に出られる確率が上がります。
逆に下に行ってしまうと、下に行くにつれて広がっているので、まず道には出られません。そのため、絶対に下に降りようとしない
下手すると、断崖絶壁に出てしまったり、滝で先に進めない場所へ出てしまったりします。
岩場だと、上がる事も下る事も出来ずに身動きが取れなくなる場合もあります。(慌てて進もうとせず、確認をしながら進む)
・どうしても分からなくなってしまった場合、携帯電話が通じれば、救助要請をし、絶対にその場から動かない
何とか自力で、と動き回った人では、残念な結果になった人はたくさんいます。

私も初心者の頃は何度か道迷いをしましたが、上に登る事で道に戻れました。

暗い道に関しては、慣れてない人は、時間に余裕のある行動をすることが大切ですが、万が一に暗くなってしまった道を歩く事が出来るように、慣れた道で一度はやってみた方がいいかもしれません。
初めから練習の意味でやってみると落ち着いて行動できます。
朝の暗いうちからの行動は「そのうち明るくなる」ので、危険はあまりありません。
夕方の暗くなることに関しては、そのまま朝まで長時間真っ暗ですから、ライトが無かったらアウトです。

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